テーマ:

海に繋がれ

海に繋がれ               テロルが始まり 廃液のような悪臭と 重油のような緩慢さで 暗黒時代が垂れ下がって来る 決断したら、切り捨てる当世風 統るための「崇高な理念」と「責任」 ひとり、ヒトリ、一人、独りが追いつめられる 海に繋がれ  海に繋がれ 海に繋がれ 海に繋がれ 海に繋がれ 海に繋…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

八月九日を生きる

八月九日を生きる               橘 正博 浦上の原子野に、赤黒く曝(さら)されて 音も光も、嘗(かつ)て私を成した形も無く 浦上の原子野に、爛(ただ)れた身体を磔(はりつけ)られ あるのは煩悶(※1)汚辱、末後の時間 ただ私は、一点の痕跡も無く消滅したい ただ私は、一刻も早く存在を消し去りたい …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

豊穣と喪失の海

豊穣と喪失の海 もし、あなたが 豊かなる滋養の霧が、イタジイ(椎)を包む中 山原(やんばる)の濃厚なる緑を、降り行くなら やがて抜け出るその先に「豊穣と喪失の海」 様々なじんぶん(知恵)に支えられた生活 を見つけるだろう あなたは辺野古の海を見たろうか あなたは辺野古の色合いを感じただろうか あなたは辺野古の気持…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

素晴らしい気分

素晴らしい気分 朝、風呂に入ろうとしている 今日やるべきことのいくつかを頭の中に ゆっくりと、穏やかに、身体を湯船に浸す 身体にまとわりつく水流、思考、苦しみ、感情 何かを決断しながら、何かをごまかそうとしている 目を瞑り、おなじことを二回声に出して言う 割り切ることも必要なんだ 割り切ることも必要なんだ …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

乾杯

Four Roses 僕が、あの忌まわしい出来事のあった…2001年以来 ずっと封印してきたバーボン。 ちょうど、時を同じくして9.11があったりして、 僕は音楽から離れ、アメリカを、Bluesを、星条旗を憎み避けてきた。 でも…もういいだろう。 許したわけではないが、僕の中で、戦争は終わった。 全ての憎しみに、乾杯を! …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

オルフェウスと原子爆弾 (異常の連鎖、あるいは失われた継承とその再生)

●前書き● 長い間 とても長い間、僕は長崎の原子野の像(イメージ)を受け入れられませんでした。 それはあまりに、具体的で、恐ろしく悲しく 幼少の頃、僕は毎晩の様に襲いかかるイメージに、苦しみ続けてきました。 端的に言って、許容力を遥かに越える、この悲惨の残像を 僕は必死に、まさに必死に逃げてきたのです。 しかし昨年…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

闇を削る

闇を削る 闇を・・・ 君は、ひとり闇を削っている 手探りに、光を求め、粘り強く 君は、ずっと闇を削り続けている 何故にここにいて、こうしているのか それはわからない わからない 「闇に質量がある訳がない、だから  僕は具体的な何かを削っている」 こんなにも冷たく、そして頑なな何かを 僕は、ひとり削り続…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

発熱の日々(再帰性の事を考えながら)

発熱の日々(再帰性の事を考えながら) どうしたらいいのでしょうか どうしたらいいのでしょうか ただ痛みをこらえて、再帰性の事を考えていたら 冥界(ハーデス)の森を彷徨う、まるで迷子の気分です 革命鳥の鳴き声は、時代を予感させてくれますが いつも簒奪者と脱落者は、立場を変えて堂々巡り それはまるで、尻尾を喰らう蛇…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

薄切りの記憶

「薄切りの記憶」  薄切りの記憶は レモンの様に断定的で刺激的 薄切りの記憶は 地層の様に積み重なり、僕達を混乱させる。 幾時代かの「戦争」があり、 知らない場所での「惨事」があり 記憶の断片をかき集めて 全体を推し量ろうとする事の難しさ。 「昔は良かった。」とひとは言うけれど 何かをごまかし逃げてる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

国道沿いのダイナー

国道沿いのダイナー 国道沿いのダイナー、週末ともなれば 午前零時を過ぎても、酔客で賑わう 散発的に起こる笑い声は、間欠泉の様 ビールジョッキと、食べ残しのステーキ 誰もが、本当は楽しそうでは無く また来る明日をごまかしてる様子 ウエイターは店内の喧噪を、反射神経で 器用にすりぬけて、的確に状況を捌…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ブログ標題「本物の詩人になりたい」について

ことし2月、僕は思想の科学研究会への入会が承認されました。 入会にあたっての弁で、本ブログの標題「本物の詩人になりたい」を説明致しました。 「思想の科学」は老舗でありますが、1996年の休刊により一般に流通しておりません。 皆さんにも読んで戴ける場を作りたく、ここに転載致します。 入会の弁                …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日だまりのような温もりが聞こえてくる。

「日だまりのような温もりが聞こえてくる。」 この9月、彼はサッカーを止める決断をした。 幼稚園の年中から通い続け6年半を想い 苦しい逡巡もあったろう、葛藤もあったろう しかし、彼はともかく決断をし、前に進む事を考えた そしてこの秋彼は、新たにピアノを始めた サッカーへの挫折感を断ち切るためか 彼は、一身にピ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

全権委任状

近代国家の主権の根幹の一つは、国家空間の内部においても対外諸国との関係においても、 それが正統な暴力を独占していることにある。 国内において、国家はあらゆる社会的な力に比べて圧倒的に優位な暴力の行使能力を 物理的に所持しているばかりではなく、その暴力の行使が合法かつ正統なものだと認められる 唯一の行為者である。 「マルチチ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「まぁ、いいや」

怯えてるのか? 怖いのか? 論理より、罵倒する事が目的の言葉遣い。 単純だな 大分、いろんなものを省いたり 無視したり、無視したり、無視したり・・・ 敵か見方か?白か黒か?自由主義か共産主義か? 何でもわかりやすい二分法で、この「複雑世界」を理解出来るとでも思うのか? そのどちらにも入らないものがある事も想像出来…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

夏が終わる頃

夏が終わる頃 夏が終わる頃、戦争が始まると言う 前にも感じた奇妙な違和感 夕焼けに、飲みかけのマルガリータ 違う!違う!同じようでも何かが違う 夏が終わる頃、立ち枯れの向日葵(ひまわり) そしてキリストの再臨を伝えるトタン板 このデ・ジャヴ(既視感)は見せかけなのか テーブルをプチトマトが転がっていく …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ただ階段を登るが如く

「最後におなかいっぱい食べさせられなくて、ごめんね」 大阪で、マンションの一室の、冷蔵庫も無い様な部屋で クロス張りの清潔に無慈悲な壁を見つめながら ガスの請求書の封筒の余白にどんな気持ちで書き綴ったのだろうか 28歳の若い母親と3歳の息子さんは何故に餓死しなければならなかったのだろうか やりたかった事も、無念の思いもあっただ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

尊いのは「命」であって「命を奉ずること」ではない

尊いのは、「命」であって「命を奉ずること」ではない 尊いのは、「命」であって「命を奉ずること」ではない 「命」の質感を、肌触りを感じるこの刹那、この一瞬。 尊いのは、今生(こんじょう)を存分に生きる覚悟であって 僕達を、広がりを持った世界へと立ち向かわせる。 「守るべき」を「美しさ」を、「物語」としてでっち上げ …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「午前5時のモーツアルト 柔らかな解答」

「午前5時のモーツアルト 柔らかな解答」 角砂糖の形の「鬱」を噛み砕き月曜日へ 屋上から、俯瞰する僕はきっと滑稽だろう コンビニがあって食品工場を横目に通り過ぎる コレをやり過ごせば、どうにかなるはずだ 午前5時のモーツアルト 柔らかな解答 午前5時のモーツアルト 柔らかな解答 5年前・・・滑落事故を思い出…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

極悪人(だからどうか自由よ!味方しておくれ)

極悪人(だからどうか自由よ!味方しておくれ) ミリタリールック、そして編み上げの安全靴 北一輝と名乗る少年。自動ドアから入ってくる 「奴らは事実を認めない。隠蔽と捏造さ。いつも」 薄々は感づいている。永くは続けられない事を もし、それが幻影ならば  どんなに、恐ろしげでも もし、それが幻影ならば  極悪なイメ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

egg(開放系?閉鎖系?)

「egg(開放系?閉鎖系?)」              *出島商館跡地(長崎市)と卵の二重露光写真 ガラクタ色の電脳嵐を突き抜けて ブラックモンブランをヒルクライム 山頂はダチュラと空色を限り無く 見下ろす街は、薄い膜のバニラ色 開放系?閉鎖系? 希望の続き  開放系?閉鎖系? 希望のクエスト(探索) …
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

「おおいなる失敗」

「おおいなる失敗」 選挙速報の失望を聴き乍ら 僕は息を吐き出し、宙を見つめる。 「もっと本気で詩を書かなければ」 時が来たんだ。まさに時が来たんだ。 M先生は、僕らの絶望を叱ったよ。 「結果的に 彼らは・・・  私達の為に武器庫を満たしているのだ。  だから、落ち込んでいる場合ではない」 目…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

リセット ~世界の「終わり」と「始まり」の中間で~

リセット ~世界の「終わり」と「始まり」の中間で~ ムンバイ(ボンベイ)から自作屋達(MAKERS)がよこしたレーングスーツ 本物なんかより、よっぽどリアルでアトラクティブ 暁のトウキョウは「昨日」の延長の「今日」を連想させるが 「変化」は準備の為に、水面下に深く静かに潜航してるだけ 自作屋達(MAKERS)はアイデ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

「それは裁きなのか贖罪なのか、わからない」

「それは裁きなのか贖罪なのか、わからない」 英訳版はこちら 太陽の灼熱が、流砂の速度で滑り落ち 煉獄と空の間に、僕は宙ブランコ ならば、ブルースハープを吹き鳴らし 夜と三日月とを待ちましょうか 何故に、僕はこんなに苦しみもがき オリーブオイルの汗を流しながら 頂上を目指し、また越えて行くのかな そして、…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

「リアリストの君には、響かないかもしれないが・・・」

「リアリストの君には、響かないかもしれないが・・・」 イタリア製バッグの新作が街に並ぶ頃 リアリストの君には響かないかもしれないが 誕生日を迎える君に、僕は一編の詩を贈りたい 埋め合わせのプレゼントは用意してるから 50年代風のキャッツアイ・サングラス 雑踏には、悲しみと喜びが交錯してる この瞬間をきちんと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ラマダーンの朝」

「ラマダーンの朝」 バスカヴィル・ハウンド、そして新しい物語 かつて見た事の無い砂漠の風景に畏れを抱く これは幻覚なのか?さもなくば超現実か? その答は、「全て」の中へ顕現する。 異なる物語を生きるのはどんな感じかい 理性の不確実性を、まだ疑うのかい そして、君が行う譴責と排除は妥当なのかい その答は、「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「愛は、容赦なく降り注ぐ」

「愛は、容赦なく降り注ぐ」 報復に向かう途上の男にも 天国を閉ざすパリサイ人にも 貪欲と放縦を満たす者にも 愛は、容赦なく降り注ぐ 紛争止まぬベイルートでも、 フクシマでも、世界貿易センタービルでも 不正は正さねばならない!ただ、 愛は、容赦なく降り注ぐ 愛は、容赦なく降り注ぐ 愛は、容赦なく降り…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

亡命

亡命 部屋に入るなり、内気だった少女は僕に言う 「希望への橋渡しを、しなければならないの」 押さえ込まれてきた知性と情熱が開花する瞬間だ 彼女は同様の境遇の人々に結束を呼びかける 北方から国境線が、嵐のように迫り来る 僕は現実から逃避し続けているのかもしれない 僕は失敗して、失敗して、また失敗した。 だからこ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

LIVE STRONG

「LIVE STRONG」 (LANCE ARMSTRONGに感謝を込めて) 真夜中、酷い夢を思い出した まるで、バリウムのような不快感 コントロール出来ない程の疎外感 まだ、何も覚悟ができていない 人生最悪の日にも、感謝の言葉を表せるだろうか・・・ 16ヶ月間を過ごした場所で 苦しみのとき、そばにいて…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

ヒルクライム

ヒルクライム “絶対”はあり得ない。彼はそう言い放ち しなやかなライオンの構えで走り始める 今はただ、この峠を攻略するのみ まるで壁にしか見えない山を制覇するのだ ・・・28・29・30;数を数えながら ・・・47・48・49;まだまだいける 図書館の71番書架で、統計資料を調べる 過去に類似するパタ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more