全権委任状

近代国家の主権の根幹の一つは、国家空間の内部においても対外諸国との関係においても、 それが正統な暴力を独占していることにある。 国内において、国家はあらゆる社会的な力に比べて圧倒的に優位な暴力の行使能力を 物理的に所持しているばかりではなく、その暴力の行使が合法かつ正統なものだと認められる 唯一の行為者である。 「マルチチ…
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物語の危険性を考える2 描写をすること

“米機は終日頭上にあったが、米軍は直ちに追求しては来なかった。 「奴らは怠け者だからこんなとこまでやって来やしないさ。 そっちが来なけりゃこっちだって行かないや。そのうち戦争も終わるだろう」 と我々の当分の宿舎となるべき小屋掛け作業をしながら或る下士官が言ったが これは我々の希望のかなり端的な表現であった。” 「俘虜記」大…
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しかし、服従はもう終わり。

特別秘密保護法案が衆議院で可決した。 この国にとって最悪の始まり。しかし、服従はもう終わり。 この曲が、僕を奮い立たせる。 BYE BYE BAD MAN music by STONE ROSES(翻訳;橘正博) ずぶ濡れになるまで、放水すればいい。 あんたは僕を海に溺れさせる気だろうが 服従はもう終わり。そして僕…
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物語の危険を考える

物語の危険を考える 久々のブログです。ご無沙汰してました。 今回、いわゆる“物語”が持つ危険性を考えたいのですが、その前に僕自身のエピソードを一つ。 従姉から聞いたのですが、僕は幼児の頃、彼女と会う度に 「大きくなったらウルトラマンになる!」を連発してたそうです。全く覚えてないのですが・・・。 大学生の頃、その話を友人に話…
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「まぁ、いいや」

怯えてるのか? 怖いのか? 論理より、罵倒する事が目的の言葉遣い。 単純だな 大分、いろんなものを省いたり 無視したり、無視したり、無視したり・・・ 敵か見方か?白か黒か?自由主義か共産主義か? 何でもわかりやすい二分法で、この「複雑世界」を理解出来るとでも思うのか? そのどちらにも入らないものがある事も想像出来…
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夏が終わる頃

夏が終わる頃 夏が終わる頃、戦争が始まると言う 前にも感じた奇妙な違和感 夕焼けに、飲みかけのマルガリータ 違う!違う!同じようでも何かが違う 夏が終わる頃、立ち枯れの向日葵(ひまわり) そしてキリストの再臨を伝えるトタン板 このデ・ジャヴ(既視感)は見せかけなのか テーブルをプチトマトが転がっていく …
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ただ階段を登るが如く

「最後におなかいっぱい食べさせられなくて、ごめんね」 大阪で、マンションの一室の、冷蔵庫も無い様な部屋で クロス張りの清潔に無慈悲な壁を見つめながら ガスの請求書の封筒の余白にどんな気持ちで書き綴ったのだろうか 28歳の若い母親と3歳の息子さんは何故に餓死しなければならなかったのだろうか やりたかった事も、無念の思いもあっただ…
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尊いのは「命」であって「命を奉ずること」ではない

尊いのは、「命」であって「命を奉ずること」ではない 尊いのは、「命」であって「命を奉ずること」ではない 「命」の質感を、肌触りを感じるこの刹那、この一瞬。 尊いのは、今生(こんじょう)を存分に生きる覚悟であって 僕達を、広がりを持った世界へと立ち向かわせる。 「守るべき」を「美しさ」を、「物語」としてでっち上げ …
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闇とコギト

先週末、金曜日。妻の祖母が92歳で他界されました。 お通夜、と葬儀に参加したのですが、あの様な場所では存外に様々な事を考えさせられます。 普段は無意識下に押し込めている「闇」が、平静を装うカーテンの隙間に覗き見えるようです。 カーテンは向こう側に広がる「闇」の動きに合わせ揺れる様です。 しかし、その全体は想像するばかりで…
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「場の空気」について考える。

「日本人は、場の空気を読んで生きている」と、よく聞きます。 以前から、この言葉に僕は違和感を覚えてきました。 前半の「日本人は~」のくだりは、ひとくくりに出来ないはずだと思ってます。 そして後半の「場の空気」の部分は(実際よく目にしますが)嫌な印象ですね。 「同調伝達」という言葉があるそうです。 たとえば、隣り合う二軒…
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「棒読みのエクリチュールが僕達を縛る」

「棒読みのエクリチュールが僕達を縛る」 長く感じた一週間が、やっと終わります。 先日書いた詩の冒頭で「角砂糖の形の鬱」と書いたのは比喩でも何でもなく・・・ リアルにキューブ状の「鬱」を噛み砕きながら一週間を過ごしました。 罵声が、聞こえてきます。 困った事に、僕の中からも湧き出てきます。 外部の音だけだったら雑音(ノ…
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「午前5時のモーツアルト 柔らかな解答」

「午前5時のモーツアルト 柔らかな解答」 角砂糖の形の「鬱」を噛み砕き月曜日へ 屋上から、俯瞰する僕はきっと滑稽だろう コンビニがあって食品工場を横目に通り過ぎる コレをやり過ごせば、どうにかなるはずだ 午前5時のモーツアルト 柔らかな解答 午前5時のモーツアルト 柔らかな解答 5年前・・・滑落事故を思い出…
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極悪人(だからどうか自由よ!味方しておくれ)

極悪人(だからどうか自由よ!味方しておくれ) ミリタリールック、そして編み上げの安全靴 北一輝と名乗る少年。自動ドアから入ってくる 「奴らは事実を認めない。隠蔽と捏造さ。いつも」 薄々は感づいている。永くは続けられない事を もし、それが幻影ならば  どんなに、恐ろしげでも もし、それが幻影ならば  極悪なイメ…
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開放系・閉鎖系についての論考

「系が閉じた人の考え方は、強いけど、現状依存的で硬く、  系が開いた人の考え方は過去と未来の要素が強く柔らかいけど、  パンチ力がすくないんですよね。」 ●開放系 閉鎖系 本間先生からいただいたこの言葉に着想を得て、先日詩を書きました。 「egg(開放系?閉鎖系?)」 「開放系 閉鎖系」は、自然科学でも使われる言葉で…
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egg(開放系?閉鎖系?)

「egg(開放系?閉鎖系?)」              *出島商館跡地(長崎市)と卵の二重露光写真 ガラクタ色の電脳嵐を突き抜けて ブラックモンブランをヒルクライム 山頂はダチュラと空色を限り無く 見下ろす街は、薄い膜のバニラ色 開放系?閉鎖系? 希望の続き  開放系?閉鎖系? 希望のクエスト(探索) …
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「おおいなる失敗」

「おおいなる失敗」 選挙速報の失望を聴き乍ら 僕は息を吐き出し、宙を見つめる。 「もっと本気で詩を書かなければ」 時が来たんだ。まさに時が来たんだ。 M先生は、僕らの絶望を叱ったよ。 「結果的に 彼らは・・・  私達の為に武器庫を満たしているのだ。  だから、落ち込んでいる場合ではない」 目…
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「福岡;哲学を語る」の新年会

1月15日(火)「福岡;哲学を語る」の新年会がありました。 ただの飲み会と言ってしまえばそれまでですが・・・ ここで語られた事は、今を生きる私達にとって 思想的にも、政治的にも、文化的にも「重要度」の高い内容でした。 もうすぐ、一週間経とうとするのですが 未だに、この余韻を消化出来ずにいます。 参加者) 某病院から…
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「事実というものは存在しない、そこには解釈があるのみである。」

「事実というものは存在しない、そこには解釈があるのみである。」 こう言ったのはニーチェだったでしょうか。 事実は幻想に過ぎず、それぞれの勝手な解釈でしかない・・・と言う事だと思います。 「相対性理論」「不確定性原理」「量子力学」 ・・・20世紀の物理学はこの思想を裏付ける形になった様です。 ここに我々が持つ「根源的な問題」…
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リセット ~世界の「終わり」と「始まり」の中間で~

リセット ~世界の「終わり」と「始まり」の中間で~ ムンバイ(ボンベイ)から自作屋達(MAKERS)がよこしたレーングスーツ 本物なんかより、よっぽどリアルでアトラクティブ 暁のトウキョウは「昨日」の延長の「今日」を連想させるが 「変化」は準備の為に、水面下に深く静かに潜航してるだけ 自作屋達(MAKERS)はアイデ…
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「モンテスキュー 平和への思索」講演会のレポート まとめ

◯まとめ 「どう考えるべきか?」「どうすべきなのか?」  ここまで、見てきたモンテスキューの著述の中に、彼による数々の問題提起はありました。 しかし、それに続くべき事; 「どう考えるべきか?」「どうすべきなのか?」解答は一切ありません。 冒頭でのとおり中途半端な印象です。 ・・・しかし演繹法的に考えるならば、彼の幾…
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