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zoom RSS 沖縄レポート その3)

<<   作成日時 : 2015/06/29 23:44   >>

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沖縄レポート●
今回は、施し(ほどこし)の非対称について書きます。

その3)振興予算、補償金ならびに様々な報酬

名護の市街地から、車で海辺をしばらく走ると、何もない草原の中に突然、近代的な建築施設があらわれます。明らかに周囲となじまない白亜の鉄筋コンクリート造り。その施設は「みらい館」と言い、1号館から4号館まで少しずつ離れて点在します。
これらはIT関連のマルチメディア施設で、ひとつの施設で40億程の総工費がかかっているとの事。(40億円×4施設)ちなみに建築にあたっては、耐震性の問題に対応出来る業者が沖縄には無いという事で、本土の大手ゼネコンが担当したとの事です。
景観とそぐわないその風貌、ニーズとは合致してない様に見える設立目的。率直に言って、 この施設が積極活用されている様にはとても見えず、その有効性には甚だ疑問が残るところです。
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前回のレポートで述べた様に、辺野古の漁民には漁業補償としての幾らかのお金が渡されているとの話があります。具体的な金額は存じませんが、それを受け取る側の人々は基地容認派になっている様子。しかし、家族の中でもその賛否が別れる事もあるそうで、単純な対立構造では言い表せないそうです。実際、正月などで親族が集まると、反対派と容認派が同席する事も珍しくないそうで、想像するになかなか大変な事だと思います。そういうこともあってか、補償金を受け取る事自体を非難する声は、余りないそうです。

95年に起こった少女暴行事件、それに即応するかの様に設けられた留学生支援制度。その一期生であった一人は、この制度をありがたいと思うと同時に、懐柔されてしまう弱さと屈辱を感じる想いあったと仰ります。

振興予算を基地容認とのバーター取引と捉える考え方があります。
「基地受け入れを反対するなら、様々な振興予算を拒否すべきである。」との言説。これが対等な関係なら取引は成り立つのですが、ここにあるのは対等とは呼べない非対称の関係が垣間見えます。不謹慎なたとえですが、銃を突きつける強盗に「食事を与える」と言われ、それを甘受する事は敗北なのか?それとも施し(ほどこし)には感謝すべきなのか???「金を与えるから黙っていろ」と言う侮蔑。ここには名誉とか誇りの様に表面的なことではなく、もっと根源的な奥深い、人間の尊厳をないがしろにする非道のやり方を感じます。こう言った非対称の抑圧。僕が見た沖縄は、この事に静かに怒っているのを感じます。ゲート前に出て来ずとも、潜在的に各自が静かに怒っている様子。これは、名護の高校生が僕達に語ってくれた言葉からもひしひしと感じました。

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